Hender Scheme "manual industrial products"

秋風が涼しく、心地よくなってくる季節。
今回は Hender Scheme (エンダースキーマ) のブランドコンセプトを色濃く表現した『manual industrial products』の魅力についてご紹介いたします。



-Hender Scheme-
身体的、生物学的性差を示すセックスに対して、ジェンダーとは、社会的、文化的な性差を意味する。Hender Scheme (エンダースキーマ) ではセックスによる性差を尊重しながらも、身なりにおいて、男性的、女性的などジェンダーを介することなく、人間の経験や環境によって構造化されたジェンダースキーマを超越した概念を提唱し続けています。

Hender Scheme (
エンダースキーマ) というブランド名は、心理学用言 Gender Scheme (ジェンダースキーマ) からの造語。

Gender
の頭文字の”G”を、アルファベット順で一つ超えた”H”にすることによって、コンセプトにある 『ジェンダーを超える』 を表現しています。

社会的性差 (gender) の分野に属する 『デザイン』 においても 男女の性差にとらわれず自由にデザインすることをコンセプトに、モードとクラフトのバランスを重視したものづくりに定評のあるブランドです。




manual industrial products

誰もが一度は目にした事のある有名スニーカーへのオマージュ。

スニーカーを工業製品として捉え、全行程を職人の手作業で作られるエンダースキーマの代名詞的アイテム。

1.革のなめしから、裁断、縫製を全て職人一人一人が手作業で行っています。完成品はレザーでありながら尖った雰囲気はなく、あたたかみのある風合いが特徴的。これからの季節、柔らかい色味のウェアと非常に相性が良いです。

2.経年劣化と共に生まれる個性。
淡いベージュのナチュラルカラーはお手入れを繰り返すことで、革製品ならではの飴色のような艶が生まれます。シューズを手にした時からどれだけ向き合ったかで世界に一つだけのオリジンが完成します。思い出と共にこうした過程を楽しめるのも魅力です。

3.アフターケアで生まれるオリジン
長年愛用して痛んだソールは交換が出来ます。通常1ヶ月ほどのお時間をいただければまた、元の状態で楽しんでいただけます。ソール交換直後は新しい革とコントラストが生まれ、また新品では味わえない楽しみが生まれます。

こうした手工品は愛着をもって使い続ける事で新たな価値観が生まれます。近年、工業製品があふれ、一つの物を大切にする文化は薄れていますが、遡ると江戸時代の人々が生活環境が豊かになり、増え続けるゴミ問題を修理やリユースを繰り返し環境へ配慮してきた様に、今を生きる我々へ普段身につける物だからこそ、物を大切にする精神をどこか思い出させてくれます。

 


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